以前の私は無料ブログ(Ameblo)を使ってブログを書いていました。
正直に言うと、私が今、ホームページでブログを書いているからといって、やっていること自体は無料ブログ(Ameblo)時代と大きく変わりません。
文章の書き方も、日常の気づきから考えを深めていくスタイルも、無理にSEO用の言葉を詰め込んでいるわけでもない。
それでも、ひとつだけ明確に違いがあります。
それは、「検索結果での扱われ方」です。
この違いは、文章力や更新頻度の差ではなく、「WordPressだからSEOに強い」という曖昧な理由でもありません。
理由はもっとシンプルで、もっと構造的なところにあります。
ホームページと無料ブログの違いは「中身」ではない
よく、こんな言葉を見かけます。
「WordPressはSEOに強い」
「無料ブログは検索に弱い」
でも、これだけでは本質が抜け落ちています。
なぜなら、同じ文章を書いても、評価が変わる理由はツールそのものではないからです。
違うのは、「どんな構造で情報が置かれているか」。つまり、検索エンジンから見たときの「理解しやすさ」です。
無料ブログ(Ameblo)のURL構造が持つ「曖昧さ」
無料ブログ(Ameblo)では、URLを見ただけでは「そのページの役割」が判別しにくい構造になっています。
たとえば、以下の2つのURLを見てみます。
- 記事ページのURL
-
”https://ameblo.jp/username/entry-123456789.html
- テーマ(カテゴリ)ページのURL
-
”https://ameblo.jp/username/theme-123456789.html
よく見てみると、entry と theme という違いはありますが、どちらも数字の羅列が中心です。
URLから読み取れない情報
このURLだけを見て、次のことが分かるでしょうか。
- この記事は「何について書かれているのか」
- どんなテーマの記事なのか
- 他にどんな記事が同じカテゴリに属しているのか
- サイト全体として、何を専門にしているのか
答えは、ほとんど分からない。これは、検索エンジンにとっても同じ。URLからは「あるユーザーのブログ内にある、ひとつのページ」ということしか判断できません。
記事とカテゴリの「意味の差」がURLに反映されない
本来、構造としてはこう区別されるのが理想です。
- 記事ページ:「このテーマについての具体的な内容」
- カテゴリページ:「同じテーマの記事を束ねた一覧」
ところがAmebloのURLでは、記事もテーマ(カテゴリ)も、どちらもテーマの中身がURLに含まれないため、
という「意味の違い」が、URL上ではほとんど表現されません。
これは欠点ではなく「設計思想の違い」
ここが、かなり大事なポイントであり、この構造は、無料ブログ(Ameblo)が悪いわけではありません。
無料ブログ(Ameblo)は、
無料ブログの特徴
- 日記を書く
- 思いついたことを書く
- 時系列で読む
ことに最適化されたサービスです。
そのため、
無料ブログではできない
- URLに意味を持たせる
- テーマごとに構造化する
- 専門性を蓄積する
という設計は、最初から重視されていないのです。
検索エンジン視点で起きること
検索エンジンはURLを見て、
- この記事は何についての情報か
- このページは一覧なのか、単体記事なのか
- サイト全体で、どんなテーマがどれくらいあるのか
を判断しようとします。
しかし、記事とカテゴリの区別がURL上で曖昧な場合、
- テーマのまとまりが見えにくい
- 専門性が判断しづらい
- サイト全体の評価が積み上がりにくい
という状態になります。
「同じ文章」であっても評価が変わる
文章の内容が悪いわけではなく、更新頻度が足りないわけでもありません。
構造として、意味が伝わりにくいだけ。
この違いが、
無料ブログでは検索に弱い
ホームページでは検索に強くなりやすい
と言われる理由のひとつです。
無料ブログでは、「記事」と「カテゴリ」の役割がURL上で明確に分かれないため、検索エンジンにとって
サイト構造を理解しにくいのです。

ホームページ(WordPress)のURL例
たとえばこの記事のURLだと
”https://mylifeismine.jp/web-structure/homepage-blog-seo-structure
これは、単なるアドレスではなく、URLを前から読むだけで、次のことが分かります。
- このサイトは「Web構造」を扱っている
- その中でも「ホームページのブログ」に関する話
- さらに「SEOと構造の関係」をテーマにしている記事
つまり、
無料ブログとの違いを一言で言うなら
無料ブログのURLは、「どこかの記事」「どこかのカテゴリ」ということしか分かりません。
一方、このURLは、「この分野の、このテーマの記事」だと、検索エンジンにも人にも伝わります。
- URLは、検索エンジンに向けた設計図
- URLに意味があると、構造が理解されやすい
- 構造が理解されると、評価が積み上がる
なので、同じ文章を書いても、URL構造が違うだけで、検索結果は変わるということが起きます。
無料ブログは「何でも書きたくなる」構造をしている
無料ブログを使っていると、どうしても何でも書きたくなります。
- 今日の出来事
- 感情の揺れ
- プライベートな話
- 思いついたこと
これは、書き手の問題ではなく、無料ブログは、そうしたくなる構造を持っています。時系列が中心で、更新が前に出て、「今日の投稿」が価値を持つ。これは「日記」としては非常に優秀なのです。
検索エンジンは「日記」を評価しない
検索エンジンが見ているのは、
- このサイトは何の専門サイトか
- どんなテーマの記事が蓄積されているか
- 情報同士がどうつながっているか
ひとつひとつの記事が良くても、テーマが分散していると、評価は分散します。
結果として、
- 検索順位が上がりにくい
- SEOが効きにくい
- サイト全体の価値が伝わらない
という状態になります。
ホームページは「日記ではない」
ここが、いちばん大きな違いであり、ホームページは、日記ではありません。時系列で流す場所ではなく、テーマごとに思考を積み上げていく場所です。
なので私は、プライベートな情報はすべて「SNS(X、Threadsなど)」に書いています。
そこは「今の私」を伝える場所。一方、ホームページには判断軸・考え方・構造として残したいことだけを書く。ただ、役割を分けているだけです。
「1日1記事」という決まりは存在しない
よく無料ブログでは、
「ブログは1日1記事まで」
「更新頻度が大事」
と言われますが、そんな決まりはどこにもありません。
この感覚も、無料ブログの構造から自然に生まれたものです。
ホームページはストック型のメディアなので、
- 書きたいテーマがあれば
- 1日に何記事書いてもいい
- 同じテーマで連続して書いてもいい
どちらかというと、その方が記事同士がつながり、テーマの厚みが出ていきます。
記事は「更新」ではなく「追加」
無料ブログでは、更新=目立つための行動。ホームページでは、追加=構造を育てる行動です。
質の高い記事が同じテーマで積み上がることで、
- 内部リンクが意味を持ち
- URL構造が整理され
- 検索エンジンに専門性が伝わる
結果として、「検索される記事」へと育っていきます。
SEOとはテクニックではなく「設計」
SEOというと、キーワードやテクニックの話になりがちですが、本質はそこではありません。
SEOとは、
どんな情報を、
どこに、
どんな構造で置いているか
という設計の話です。
書く内容を無理に変える必要はありません。
必要なのは、書く場所の役割を分けることです。

まとめ
- 書いている内容自体は、Ameblo時代と変わらない
- 違いは「URL構造」と「情報の積み上がり方」
- 無料ブログは日記として優秀な設計
- 何でも書くと、検索エンジンから専門性が見えにくくなる
- ホームページは日記ではなく、思考を蓄積する場所
- 1日1記事という決まりは存在しない
- 記事は更新ではなく「追加」
- SEOの本質は、テクニックではなく構造設計

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