ブログを書こうとすると、なぜか手が止まってしまう。何を書けばいいのかわからない。書き始めても、途中で迷う。気づけば、下書きだけが増えていく。この状態になると、「自分は向いていないのかもしれない」そう感じてしまう人も少なくありません。
でも、はっきり言えることがあり、それは失敗ではなく、ただ、時間がかかる進み方になっているだけです。
この記事では、なぜ「考えながら書く」とブログに時間がかかってしまうのか、そして、どうすればもっと楽に進められるのかを、設計の視点から整理していきます。
「考えながら書く」は、間違いではない
多くの人は、「ちゃんと考えてから書こう」とします。
- 読者の役に立つか
- 内容はこれでいいのか
- 今、書く意味はあるのか
とても真面目で、誠実な姿勢は、日本人特有の気質かもしれません。だからこそ、考えながら書いてしまう。でも、この進み方にはひとつだけ特徴があり、どうしても、時間がかかるということです。
ブログを書く時間がないと感じる理由|方向を決めながら進んでいるから
考えながら書いているとき、多くの人はこういう状態に。
- 書きながらテーマを決めている
- 書きながら結論を探している
- 書きながら構成を考えている
これは、地図を見ずに歩きながら「どこへ行こうか考えている」状態とよく似ています。この進み方こそ、女性に多い思考の傾向でもあります。
女性は、
- 全体の空気を感じ取る
- 状況に合わせて判断する
- その場の感覚を大切にする
こうした視点を自然に使うことが多いため、方向を決める前に動き出してしまう状態になってしまうことがあります。もちろん、これは欠点ではありません。ただ、ブログを書く場面では、進みながら考えることになりやすく、結果として「時間がかかる」進み方になってしまうのです。
女性あるある(旅行例)
たとえば、旅行に行くとき。
- 男性
-
「目的地」「移動手段」「時間」を先に決めたがる人が多い
- 女性
-
「どんな雰囲気の場所か」「そこでどんな時間を過ごしたいか」を思い浮かべながら、行き先を決めていくことが多い
どちらが正しい、という話ではなく、ただ、ブログを書くときにこの感覚優先の思考をそのまま使うと、方向を決めるのに時間がかかりやすくなるのです。
だからこそ、ブログを書くときだけは、感覚を活かす前に「地図」を用意しておく。
それが、設計という考え方です。

書けないのではなく「前提が整っていないだけ」
ブログが進まないときや、ブログが書けない時、多くの人は自分を責めます。
- 文章力が足りない
- センスがない
- 続ける力がない
でも、実際は違うのです。書けないのではなく、
- この記事の役割は何か
- 誰に向けて書くのか
- 何を一つだけ伝えるのか
これが決まっていないと、書くたびに迷いが生まれ、結果として時間がかかってしまうのです。「時間がかかる」と感じている人ほど、「3000文字書かなければいけない」という思い込みに縛られていることがあります。

メルマガ読者様からのご相談
そういえば、以前メルマガ読者様から、こんな相談をいただいたことがあります。
マキさん、私のジャンルを教えてもらっている人から「30分でブログを書きなさい」と言われたのですが、どうしても30分で書けません。
私はどうしたらいいでしょうか?
この相談を読んだとき、私はとても大切な前提が抜け落ちていると感じました。
それは、「30分で書ける状態かどうか」という視点です。
30分でブログが書ける人というのは、文章力が高い人ではありません。
すでに
- 何を書くか
- 誰に向けて書くか
- この記事の役割は何か
これが 書く前に決まっている人 です。
一方で、書きながら考えている状態では、30分で書けないのは当たり前。
それは失敗ではなく、時間がかかる進み方なだけなのです。
設計とは「考えることを先に終わらせること」
設計がないまま書こうとすると、時間だけが過ぎていきます。
ここで言う設計とは、難しいものではありません。
- この記事は何のための記事か
- 読み終わったあと、どうなってほしいか
- 次にどの記事へつなぐか
これを書く前に決めること。
設計があると、書く作業は「考える作業」ではなく、埋めていく作業になり、この違いが、ブログの進み方を大きく変えます。
設計を整えるのに向いている時間がある
評価されにくく、反応も出にくい時期があります。
数字や結果を気にしなくていい時間。
不安や焦りから、少し距離を置ける時間。
そういうときこそ、設計を整えるのに向いています。
設計は、すぐに結果が出なくてもいいものです。
むしろ、時間をかけて考えることに意味があります。
結果を急がなくていい時期は、「時間がかかること」を自分に許せる時間でもあります。
考えながら書くのではなく、設計を整えてから積んでいく。
この切り替えができると、そのあとの進み方が変わります。
同じように、「早く結果を出さなければ」と感じていた頃の話を書いた記事があります。

設計があると、量産は苦しくならない
量産という言葉に、プレッシャーを感じる人もいるかもしれません。
でも、設計がある量産は違います。
- 1記事1テーマ
- 1記事1役割
- つながる前提で書く
こうして記事を置いていくと、あとから自然に線になります。
考えながら書く量産は消耗しますが、設計して書く量産は、時間が短縮され、気持ちも楽になります。

まとめ|失敗ではなく、時間がかかっていただけ
考えながら書くことは、間違いではありません。
ただ、考えと判断を同時に進めようとすると、時間がかかってしまいます。
書けなかったのは、能力が足りなかったからではなく、前提や方向が、まだ整っていなかっただけ。
設計は、すぐに結果が出るものではありません。けれど、一度整えてしまえば、そのあと積み上げる時間は、確実に軽くなります。
時間がかかっているように感じる時期は、遠回りしているのではなく、進むための準備をしている時間なのかもしれません。
失敗ではなく、ただ、時間がかかっていただけ。

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