「独自ドメインって、本当に必要なんですか?」
これは、今でもよくSNSでやりとりされている内容であり、無料ブログやSNSがこれだけ充実している時代、そう思うのも自然だと思います。
私自身も、かつては無料ブログを使って発信していました。でも今は、独自ドメインのホームページを持って本当によかったと、はっきり感じています。
それは「見た目が整ったから」でも、「プロっぽく見えるから」でもありません。
もっと静かで、でも確実に効いてくる理由でした。
この記事では、実際に独自ドメインを持って運用してきた中で感じた「本当によかったこと」を、経験ベースでお話しします。
独自ドメインは「自分の拠点」になる
独自ドメインのホームページを持つということは、インターネット上に 自分の住所を持つ ということです。無料ブログやSNSは、例えるなら「間借り」や「商業施設の一角」。
便利ですが、ルールや仕様は自分では決められません。
一方、独自ドメインは違います。
- URLは変わらない
- URLは自分で自由に決められる
- コンテンツは自分の資産になる
- 設計も、積み上げ方も、自分で決められる
この違いは、あとからじわじわ効いてきます。
よかったこと①:発信が「流れない」
無料ブログやSNSは、どうしても「流れます」。
- 投稿は時間とともに埋もれる
- 昨日書いた記事が、今日はもう見えない
- 過去の積み重ねが活かされにくい
独自ドメインのホームページでは、そうなりません。
記事は書いた瞬間で終わりではなく、そこから育っていく。今、読まれなかったとしても、未来まで成長していく。検索され、内部リンクでつながり、あとから来た人にも読まれ続けます。
これは実際に運用してみないとわからない経験でもあります。
よかったこと②:信頼の土台になる
これは特に、サービス提供をしている人ほど大きく、独自ドメインのホームページには、
- 運営者情報
- プロフィール
- サービス内容
- 特定商取引法に基づく表記
このような「信頼に必要な情報」を、一箇所にきちんと整理できます。
SNSや無料ブログだけだと、どうしても情報が分散しがちになり、何度も何度もプロフィールを投稿しがちになるのですが、ホームページの場合は、たった1ページにまとめて、そこを更新する、これが基本です。
「この人、ちゃんと活動してるのかな?」
その無意識の不安を、静かに消してくれるのが独自ドメインの特徴でもあります。
実体験:ホームページが「信頼の証明」になった瞬間
ここで、私自身の実体験をひとつお話しします。
2025年4月、新しく ビジネス専用の銀行口座 を開設しようと思い、申し込み手続きを。個人で口座を作る場合と違い、ビジネス用の口座には、ひとつ大きなハードルを上がるのですが、それが 「審査」 です。
銀行の「審査」とは、何を見ているのか?
この審査で見られるのは、売上の金額や実績だけではなく、それよりも重視されるのは、
- どんな事業を行っているのか
- 実態のある活動なのか
- 継続性があるのか
という点です。
具体的には、
審査に必要な項目
- 開業届を出しているか
- 屋号や活動内容が明確か
- 自分のプラットフォームを持っているか

そこで役に立ったのが「ホームページ」
このとき、私が特別な資料を用意したわけではありません。
- ど派手な実績
- 大きな売上
- 特別な肩書き
そういったものは、何もありませんでした。
ただひとつ、独自ドメインのホームページがあり、専門的なブログを継続して更新していた。
たったそれだけです。
「何をしている人か」が、ひと目で伝わる
ホームページには、
- 誰が運営しているのか
- どんな考えで活動しているのか
- どんな分野の専門性があるのか
それが、記事という形で自然に積み上がっていました。
結果として、「この人は、こういう分野で、こういう活動をしている」それが 説明しなくても伝わる状態 になっていたのです。
ホームページは、いちばんの「信用資料」
この経験を通して、強く感じたことがあり、ホームページは、自分で「信用してください」と言わなくても、
- 検索すれば出てくる
- 内容が整理されている
- 継続して更新されている
それだけで、信頼の裏付けとして機能する ということです。しかもそれは、営業トークでも、自己申告でもありません。第三者(検索エンジン・銀行・企業)が客観的に確認できる情報です。
「たったブログを書いているだけ」ではない
「ただブログを書いているだけ」だとしたら、無料ブログと変わらない。
そう見えるかもしれません。
でも実際には、
- 独自ドメインで「専門性のある内容を継続して発信」している
この状態そのものが、大きな違いになります。
さらに、将来を考えたときにも、途中で突然サービスが終わる心配がなく、継続できる未来が予測できる。この「継続性」こそが、事業としての実態を示す、ひとつの証拠になります。
だからこそ、このとき私は、「ホームページを持っていてよかった」と、心から思いました。

よかったこと③:方向性がブレなくなる
意外かもしれませんが、これが一番大きかったかもしれません。
独自ドメインでホームページを持つと、
- 何を書くのか
- 誰に向けて書くのか
- どんな世界観をつくるのか
自然と考えるようになります。
なぜなら、すべてが「自分の名前の下」に積み上がっていくから。その結果、流行やアルゴリズムに振り回されにくくなりました。
よかったこと④:SEOは「後から効いてくる」
独自ドメインは、すぐに結果が出るものではありません。
でも、
- 専門性のある記事を積み上げる
- 記事同士を内部リンクでつなぐ
- 構造を整える
これを続けていくと、ある時点から 検索エンジンに「理解される」感覚が出てきます。これは、無料ブログではなかなか得られませんでした。
指名検索は、思っているより早く結果が出る
ただし、ひとつ補足しておきたいことがあります。
独自ドメインのホームページが指名検索(自分の名前・屋号・サービス名)で1位を取るまでは、それほど時間はかかりませんでした。
なぜなら、これは一般的に言われる「SEOで上位表示を狙う」という話とは、少し性質が違うからです。
ここで関係してくるのが、ドメインパワー と呼ばれる考え方です。
ドメインパワーとは?
ドメインパワーとは、検索エンジンから見た 「このドメインは、どれくらい信頼できるか」 という評価の総合値です。
これは、公式な数値が公開されているものではありませんが、実務の現場では、次のような要素の積み重ねとして考えられています。
- 独自ドメインであること
- 運営者情報・プロフィールが明確である
- コンテンツが継続的に追加されている
- テーマに一貫性がある
- 不自然なことをしていない
つまり、ちゃんとした拠点として使われているかどうか を、検索エンジンは見ています。
なぜ指名検索は早く強くなるのか
指名検索の場合、検索エンジンの判断はとてもシンプルです。
- この名前で検索している人は この人(この屋号)の情報を探している
そう理解できれば、公式サイトである独自ドメイン を最優先で表示するのは自然な流れです。
SNS、無料ブログ、外部サービスよりも、
- URLが安定している
- 情報がまとまっている
- 「ここが本拠地だ」と判断しやすい
このような理由から、独自ドメインのホームページは、指名検索において非常に強くなります。

「後から効くSEO」と「すぐ効く指名検索」は別物
ここで大事なのは、
- 一般キーワード(例:ホームページ 作り方、SEO 対策 など)
→ 時間がかかる
- 指名検索(名前・屋号・サービス名)
→ 比較的早く結果が出る
この違いを混同しないことです。
独自ドメインを持つと、
- 指名検索では、早い段階で評価され
- 一般検索では、記事の積み重ねと構造設計によって、後から効いてくる
この 二段構え ができるようになります。
独自ドメインは「検索エンジンにとっても分かりやすい」
検索エンジンにとって一番困るのは、
- 情報が散らばっている
- どれが公式かわからない
- 更新されているのか不明
という状態です。
独自ドメインのホームページは、「この人の情報は、ここを見ればいい」という 判断の拠点 になります。だからこそ、指名検索では早く、一般検索ではじわじわと、評価が積み上がっていくのです。
よかったこと⑤:「戻れる場所」がある安心感
今の時代、何が起きても不思議ではありません。でも、独自ドメインのホームページがあると、「最悪、ここに戻ればいい」そう思える拠点ができます。
この安心感は、数字では測れませんが、長く発信を続ける上でとても大きな支えになりました。
独自ドメインは「すごい人のもの」ではない
よくある誤解ですが、独自ドメインは「ビジネスが軌道に乗ってから持つもの」ではありません。
むしろ逆で、
- これから積み上げたい人
- 長く発信を続けたい人
- 自分の世界観を育てたい人
こういう人ほど、早めに持っておいてよかったと感じるものです。
まとめ:独自ドメインは、未来への投資
- 独自ドメインのホームページは、インターネット上の「自分の拠点」になる
- 無料ブログと違い、記事や実績が流れず、積み上がっていく
- 指名検索では、比較的早い段階から評価されやすい
- 専門性のある内容を継続して発信していること自体が、信頼の証明になる
- 銀行口座の審査など、第三者から見たときの「事業の実態」を示せる
- サービス終了や仕様変更に左右されず、継続できる未来を描ける
- SEOはテクニックではなく、構造と積み重ねによって後から効いてくる
- 「ただブログを書く」のではなく、「育てる場所」を持てる



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