変えたのは、ツールではなく考え方だった
以前の私は、無料ブログサービス(Ameblo)を使って発信していました。
Amebloは、始めやすく、書きやすく、「とりあえず発信してみる」にはとても便利な場所です。
実際、私自身も長い間お世話になってきました。
だから最初に、はっきり言っておきたいのですが、ここで書くのは「Amebloがダメだった」という話ではありません。
違和感を覚えたのは、無料ブログサービスという仕組みと、私が求めはじめた「ホームページ」という存在の間に、
少しずつズレが生まれてきたからでした。
発信しているのに、拠点がない感覚
記事を書いても、それが積み上がっていく感覚が薄い。
新しい記事が上に来て、過去の記事は下へ、下へと流れていく。
それは無料ブログサービスの性質として、ごく自然なことです。
発信とは、そういうものだから。
でもあるとき、私はこんな感覚を持つようになりました。
発信はしているのに、「ここが自分の拠点だ」と言える場所がない。
積み重ねているはずなのに、自分の中で“残っている感じ”がしなかったのです。
「発信」と「ホームページ」は同じではなかった
この違和感を整理していく中で、はっきりしてきたことがあります。それは、発信と、ホームページは同じではないということでした。
無料ブログサービスは、思いや情報を届ける「発信」に向いている場所。
一方、ホームページは、考え方や活動が積み上がっていく拠点です。
流れていくものと、残り続けるもの。どちらが良い・悪いではなく、役割が違う。
この違いを意識したとき、私は初めて「ホームページを持つ」という意味を理解できた気がしました。
ホームページは「作るもの」だと思っていた
それまでの私は、ホームページを「完成させるもの」「最初にきちんと作るもの」だと考えていました。
トップページがあって、
プロフィールがあって、
サービス紹介が並んでいる。
そんな形を先に用意しなければいけない、と。
でもその考え方こそが、私を迷わせていたのだと思います。
ホームページは「育てていく場所」だった
考え方が変わったのは、ホームページを育てていく場所として捉え直したときでした。
考えが変われば、言葉も変わる。
活動が変われば、構造も変わる。
一度作って終わり、ではなく、書き直し、組み替え、整え直す。
そうやって変わり続ける前提で持つ場所。
それが、私にとってのホームページでした。

だから、環境を選び直した
ホームページを拠点として持ちたい。
そう考えたとき、私は環境を選び直しました。必要だったのは、デザインが整っていることでも、便利な機能がそろっていることでもありません。
- 情報を積み上げられること
- 後から書き直せること
- 構造を自分で変えられること
- 判断を自分で持てること
その条件を満たす形として、私は「独自のホームページ」を選びました。
WordPressは、そのためのツールのひとつにすぎません。
WordPress=ホームページ、ではない
ここで、よくある誤解にも触れておきます。
WordPress=ホームページ というわけではありません。
WordPressは、ホームページを運用するための仕組み・道具です。
どんなホームページを持ちたいのか。
どんな拠点に育てたいのか。
それを決めるのは、ツールではなく、考え方です。
私はたまたまWordPressというツールを選びましたが、大切だったのは、その前に「拠点を持ちたい」と考えたことでした。
変化 は、終わりではなく途中
無料ブログサービスをやめ、ホームページの持ち方を変えたからといって、すべてが完成したわけではありません。今も、書き直し、整え直し、迷いながら進んでいます。
TRANSITION とは、過去を否定することでも、一気に変わることでもない。
考え方が、少しずつ移行していく過程。
その途中にいる感覚を、私は大切にしています。
自分の拠点はどこなのか?
この文章は、「無料ブログサービスをやめましょう」という話ではありません。
ホームページとは何か。
自分にとっての拠点とは何か。
その問いを、一度立ち止まって考えるきっかけとして、ここに残しておきたかった。
変えることは、特別な決断でなくていい。
違和感に気づき、その感覚を無視しない。
それだけで、TRANSITION は始まります。
個人で仕事をするために必要なこと




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