冷蔵庫を見てから献立を決める人のためのAI思考設計

冷蔵庫派の思考がAIと相性がいい理由

ふとこんなことを思いました。

妄想好きな女性にとって、AIって最高だと思う。

いきなり正解を出さなくていい。
話があっちこっちに飛んでもいい。
まだ形になっていなくても、途中でもいい。

「なんとなく、こんな感じで…」
「まだ決まってないねんけど…」

そんな状態でも、AIは話を聞いてくれる。

この感覚、料理をするときに冷蔵庫を見てから献立を決める人なら、きっとわかるはずです。

目次

レシピ派と、冷蔵庫派の違い

料理には、大きく分けて二つのタイプがあります。

ひとつは、レシピを先に決めて、材料をそろえて作る人。
もうひとつは、冷蔵庫を開けて、「これとこれがあるな」と確認してから考える人。

後者の人は、完成形が最初から決まっていません。でもそれは、何も考えていないからではありません。

冷蔵庫派の人は「完成が見えていない」のではない

冷蔵庫派の人

  • 今日の気分
  • 体の疲れ具合
  • 食べたい重さ
  • 今ある材料

それらを一気に感じ取りながら、頭の中で完成を妄想しています。

ただし、その完成形は、

  • レシピ
  • 手順
  • 言葉

として、まだ存在していない。

つまり、

現実には見えていないけれど、妄想の中では、もう見えている状態

これが、冷蔵庫派の思考です。

レシピ派の人も「考えていない」のではない

レシピ派の人は、最初に完成形を決めてから動きます。

レシピ派の人

  • 作りたい料理があり
  • 必要な材料があり
  • 手順があり
  • ゴールがはっきりしている

なので一見すると、「計画的」「論理的」「迷いがない」そう見えるかもしれません。でも、これも誤解されがちなポイントで、レシピ派の人は、考えていないからレシピを見るのではありません。

レシピ派の人は「完成を外に置いている」

レシピ派の人がやっているのは、

  • 何を作りたいかを先に決め
  • その完成形を外に置き
  • そこへ向かって進む

という思考。

つまり、

完成を「レシピ」という形で外部化している

だけ。

自分の中に完成がないわけでも、想像力がないわけでもありません。
どちらかというと、

  • 迷いを減らすため
  • 判断を早くするため
  • 安心して進むため

に、完成形を先に固定している。

冷蔵庫派とレシピ派の違いは「順番」だけ

冷蔵庫派は、材料 → 妄想 → 完成
レシピ派は、完成 → 材料 → 手順

この順番が違うだけで、どちらも、

  • 完成を思い描いている
  • 考えている
  • 想像している

という点では、同じです。

優劣ではなく、思考の入り口が違うだけ

冷蔵庫派が感覚から入るなら、レシピ派は構造から入る。
冷蔵庫派が妄想を広げるなら、レシピ派は枠を決める。

どちらが正しい、ではなく、

世界の見え方と、思考の入り口が違うだけ。

冷蔵庫派の思考は、ずっと誤解されてきた

このタイプの人は、よくこう言われてきました。

  • 計画性がない
  • ちゃんと考えていない
  • 行き当たりばったり

でも実際は逆で、

考える量が多すぎて、言語化が追いついていないだけ

だからこそ、「考えがまとまらない」「AIが苦手」そう感じやすかったと、捉える人もいるのではないでしょうか。

AIは「妄想の途中」を止めない

ここでAIが登場します。
AIは、

  • 話が途中でもOK
  • 結論がなくてもOK
  • 感覚的な言葉でもOK

つまり、

妄想の途中を、そのまま受け取れる存在

冷蔵庫を一緒に覗きながら、「これとこれ、どうかな?」と話せる相手なのです。

妄想好きな女性とAIの相性がいい理由

妄想好きな女性の思考

  • 状況から始まる
  • 感覚が混ざる
  • 途中で方向が変わる

AIは、この思考を否定しません。
どちらかというと、

  • 整理する
  • 並べる
  • 言葉にする

ことが得意。
だから相性がいいのです。

AIは考えているのではない。言語化しているだけ

ここで、とても大事なことがあり、AIがすごいのではありません。

つまり、

私の中にある妄想を、AIが言語化してくれているだけ。

考えているのは、常に人間側で

  • 何を大事にしているか
  • どこに違和感があるか
  • どこで止まるか

それを外に出しているだけ。

伝わらないときは、人間が考える

AIにうまく伝わらないこともあり、その多くは、自分の伝え方が曖昧なとき。
その場合、

  • AIを責める
  • 間違いだと切り捨てる

のではなく、一度立ち止まって考える。

「私は、何を言いたかったんだろう?」

この問いこそが、思考そのものです。

ハルシネーションは、妄想が動いている証拠

AIが間違ったことを言う、いわゆるハルシネーション。
これは危険なのではなく、

妄想を止めずに、仮説を出し続ける設計の結果

軸が共有されてくると、AIは否定もするようになります。
それは、思考が伝わった証拠。

AIは「正解を出す道具」ではない

AIは、

  • 正解を保証する存在
  • 教える先生

ではありません。一緒に考える相棒です。
だから、

  • 途中でいい
  • 妄想でいい
  • まとまってなくていい

冷蔵庫を見てから献立を決める人へ

もしあなたが、

  • 先に材料を見たい
  • 状況から考えたい
  • 妄想しながら形にしたい

そんなタイプなら、AIは、あなたの思考を否定しない最高の相棒になります。

まとめ|妄想は、欠点ではない

  • 冷蔵庫派の思考は、高度な思考
  • 妄想は、完成形の種
  • AIは妄想を言語化する存在
  • 考えているのは、常に人間

AI時代に必要なのは、思考を直すことではありません。

思考を、そのまま外に出せる場所を持つこと。

妄想好きなあなたにとって、AIは、きっと最高の相棒になります。

この記事を書いた人

福本 マキのアバター 福本 マキ Web Architecture Designer (世界観を構造として設計する)

肩書きは私の未来への指針から生まれた造語。 世界観を、建築みたいに「言語化→構造→設計→デザイン」で組み立ててます。 最初からデザインに入らないデザイナー。 それが私の強みで、変わらない想いです。

【募集中】メルマガ読者様

CanvaとAIを相棒に、次の世界へ進むための羅針盤|7日間の航路計画
目次